ブラウザ検出スクリプトは、Internet Explorer 5.5が使用されているかどうかを確認し、使用されている場合は、フォント・サイズを調整します。

OracleAS PortalにおけるWebDAVの機能

Skip Navigation Links| 定義 | 関連するヘルプ・トピック | 追加情報 |

Back to top定義

このトピックには、次の項があります。

| WebDAVとは | WebDAV対応にするためのOracleAS Portalの設定 |
WebDAVクライアントの設定
WebDAVクライアントの使用方法 | エラーの表示 |

WebDAVとは

OracleAS Portalは、WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)プロトコルをサポートします。WebフォルダなどのWebDAVクライアントを使用して、コンテンツ協力者はコンテンツ、ファイルおよびフォルダを、デスクトップとPortal内のページ・グループ間でシームレスにドラッグ・アンド・ドロップできます。また、Microsoft Office 2000などのデスクトップ・アプリケーションを使用して、ファイル・タイプ・アイテムをその場で表示、編集および保存できます。

WebDAVにはさらに、Javaクライアント(DAV Explorerなど)、オープン・ソース・ツール(Cadaver、Sitecopyなど)、Apple GUIツール(Goliathなど)、および市販のオーサリング・ツール(Macromedia DreamweaverやAdobe Photoshopなど)があります。MozillaやInternet Explorer 5.5などを使用して、Portalのコンテンツを階層構造で表示することもできます。

WebDAVを設定するには、サーバー側(OracleAS Portal)とクライアント側の両方でいくつかの簡単な設定が必要になります。

WebDAV対応にするためのOracleAS Portalの設定

Oracle Application Serverをインストールすると、WebブラウザまたはWebDAVクライアントを使用してOracleデータベースのコンテンツにアクセスできるようになる値が、必要なすべてのOraDAVパラメータに設定されます。デフォルト値が必要なものと異なる場合は、Portal管理者は必要に応じてパラメータの値を変更できます。パラメータの変更方法の詳細は、OracleAS Portal Centerの『Oracle Server Portal Portal構成ガイド』を参照してください。

注意: OraDAVとは、mod_oradavモジュールによって提供される機能のことです。mod_oradavモジュールは、mod_davの実装を拡張し、Oracle HTTP Serverと統合されたOracleモジュールです。mod_oradavモジュールによって、WebDAVクライアントはOracleデータベースへの接続、コンテンツの読み書き、および様々なスキーマのドキュメントに対する問合せやロックを行うことができます。 WebDAV、OraDAVおよびmod_oradavの設定方法の詳細は、Oracle Technology Network Japanの『Oracle Application Server Oracle HTTP Server管理ガイド』を参照してください。

WebDAV構成ファイル

OracleAS Portal DAD構成ファイルと同様に、Web DAVには独自の構成ファイル($APACHE_HOME/oradav/conf/davdads.conf)があります。このファイルにはOraDAVパラメータが含まれています。このファイルのコンテンツは、次のようになります。

<Location /dav_portal/portal>
  DAV Oracle
  DAVParam ORACONNECT dbhost:dbport:dbsid
  DAVParam ORAUSER portal_schema
  DAVParam ORAPASSWORD portal_schema_password
  DAVParam ORAPACKAGENAME portal_schema.wwdav_api_driver
  Options Indexes

</Location>

Portal管理者が新しいDADの作成や既存のDADに対する変更を行う場合は、常にDAD構成ユーティリティ(「Portalサービスの監視」の一部)を使用することをお薦めします。これにより2つのファイルの同期が保たれます。管理者が手動でOracleAS PortalのDADを編集する場合は、oradav.confファイルも同様に編集する必要があります。

注意: Portal管理者がoradav.confファイルを変更するたびに、HTTP Serverを再起動して、新しい設定を有効にする必要があります。この方法の詳細は、Oracle Technology Network Japanの『Oracle Application Server Oracle HTTP Server管理ガイド』を参照してください。

認証

WebDAVクライアントの動作が原因で、認証を何度も要求される場合があります。これを回避するために、Portal管理者は次の行をoradav.confファイルに追加して、Cookieオプションを有効にします。

DAVParam ORACookieMaxAge <seconds>

secondsは、Cookieの秒単位の有効期限です。

たとえば、8時間を示す値である28800を指定すると、WebDAVクライアントを使用してログインした後、8時間が経過するまでユーザー名とパスワードを要求されません。

注意: Dreamweaverなどの一部のWebDAVクライアントはCookieをサポートしないため、Cookieオプションを有効にしても、パスワードを何度も要求されることがあります。

SQL*NetのAdvanced Security Option (ASO)を使用する場合は、oradav.confファイル内のORACONNECTパラメータを、次のようにORASERVICE dbhostで置き換える必要があります。

<Location /dav_portal/portal>
  DAV Oracle
  DAVParam ORASERVICE dbhost
  DAVParam ORAUSER portal_schema
  DAVParam ORAPASSWORD portal_schema_password
  DAVParam ORAPACKAGENAME portal_schema.wwdav_api_driver
  Options Indexes

</Location>

このようにすると、tnsnames.oraファイルでデータベースの別名を解決できます。

WebDAVクライアントの設定

OracleAS Portalに接続するWebDAVクライアントの設定に必要な手順は、クライアントによって異なります。ただし、最終的にはどのクライアントでもURLが必要です。OracleAS Portal DAV URLは、WebブラウザでPortalにアクセスするために使用するURLと非常によく似ており、次の形式をとります。

http://<hostname>:<port>/<dav_location>

dav_locationは、oradav.confファイルに指定された位置です。たとえば、デフォルトのOracleAS Portal DAV URLは次のようになります。

http://<hostname>:<port>/dav_portal/portal

URLのdav_portalの部分は、WebDAVクライアントを使用したPortalへのアクセスとpls仮想ディレクトリを使用したPortalへのアクセスを区別するために使用される仮想ディレクトリのデフォルトの名前です。portalは、PortalのインストレーションのDADです。また、必要に応じて、管理者はWebDAVアクセス用に、より単純で覚えやすい別のURLを提供する仮想ホストを構成できます。

ユーザーは、Portalにログインするために使用するユーザー名とパスワードと同じものを使用してWebDAVクライアントでPortalに接続します。Portalがホスト環境にある場合は、ユーザーは次のようにユーザー名に会社の情報を追加する必要もあります。

<username>@<company>

ヒント:

WebDAVクライアントとSSL

OraDAVはSecure Socket Layer(SSL)をサポートしますが、一部のWebDAVクライアントはサポートしません。SSLをサポートするクライアントについては、次の表を参照してください。

  NT/Windows 2000 Unix Linux Mac OS
Webフォルダ はい 該当なし 該当なし いいえ(エラー発生: エラー=-36)
IE はい 該当なし 該当なし いいえ(身分証明書が無効)
Mozilla はい(Netscape 7.0) はい はい はい
Cadaver 該当なし はい はい はい
Dreamweaver MX いいえ 該当なし 該当なし いいえ(身分証明書が無効)
GoLive いいえ 該当なし 該当なし いいえ

WebDAVクライアントの使用方法

OracleAS Portalでは、WebDAVクライアントを使用して、次の表に示す操作を実行できます。すべてのWebDAVクライアントが同じように動作するとはかぎらないため、使用するクライアントによっては、次の操作の一部のみ実行可能になる場合があります。たとえば、ユーザーは、WebDAVクライアントがWebDAV LOCKメソッドをサポートする場合にのみアイテムをチェックインおよびチェックアウトできます(Webフォルダは現在ロック操作をサポートしていません。Office 2000クライアントは暗黙的なロック操作をサポートし、CadaverおよびDreamweaverは明示的なロック操作をサポートします)。次の操作を実行すると、Portalから実行した場合と同じ結果になります。WebDAVクライアントから行われた変更はPortalにただちに表示されます。

コンテンツの表示

Portalに接続すると、ユーザーが表示する権限を保持しているすべてのページ・グループが、ルート・レベルでフォルダとして表示可能になります(フォルダは実際にはページ・グループのルート・ページを表します)。

ページ・グループを表示するには、ユーザーはページ・グループのルート・ページを表示できる必要があります。認証されたユーザーは、少なくとも「企業ページ」ページ・グループを表示できます。また、ユーザーが「共有オブジェクト」ページ・グループに個人用ページを持つ場合は、「共有オブジェクト」を表示し、WebDAVクライアントを使用して自分の個人用ページにアクセスできます。

ページ・グループをドリルダウンして、ページ・グループ内のすべてのページをフォルダとして一覧表示します。ページをドリルダウンして、ページのサブページおよび次に示すタイプのすべてのアイテム(およびサブアイテム)を一覧表示します。

アイテムをWebDAVクライアントで表示するには、ユーザーは少なくとも「表示」権限を保持している必要があります。ユーザーに現行バージョンのアイテムが表示されます。アイテムは、ページ・グループのデフォルトの言語でのみ表示されます。アイテムの翻訳は、WebDAVクライアントには表示されません。

ユーザーは、各アイテムに関連付けられたメイン・ファイル(つまり主ファイルまたはイメージ)のみを表示できます。その他のファイル(副ファイルまたはイメージ、たとえばアイテムのイメージなど)は、WebDAVクライアントには表示されません。ユーザーがこれらのファイルを削除または変更する場合は、Portalで行う必要があります。

ヒント:

コンテンツの表示

ほとんどのWebDAVクライアントでは、ファイル名をクリックするとファイルのコンテンツを表示できます。Windows 2000またはNTでは、この動作はローカル・マシン上でファイル名をクリックする場合と似ており、ファイルはファイル・タイプに関連付けられたアプリケーション内で開かれます。

ヒント: 一部のデスクトップ・アプリケーションでは、ファイル名に特殊文字が含まれるファイルを開くことができない場合があります。ファイル名には英数字(A〜Z、a〜z、0〜9)、空白および特殊文字(_ - . ( ) ! , ; = ~ @ [ ] { } ^ $ +)のみを使用することをお薦めします。

追加、編集、移動およびコピー

ファイルを追加、編集、移動またはコピーするには、少なくとも「承認付きアイテムの管理」権限を保持している必要があります。

ページ設計者は、WebDAVを使用して、Portalに公開する新規ファイルに使用するアイテム・タイプを指定できます。たとえば、ページ設計者はPortalに公開するzipファイルをZipファイル・アイテムとしてアップロードし、それらのコンテンツをページ・グループに抽出することができます。デフォルトのアイテム・タイプに「カテゴリ」属性が含まれる場合は、WebDAVクライアントを使用して追加された新しいアイテムは「一般」カテゴリに割り当てられます。

コンテンツ協力者がWebDAVを使用して既存のアイテムを編集または移動するときは、そのアイテムは元のアイテム・タイプおよび属性設定のままです。同様に、協力者がWebDAVを使用してアイテムをコピーするときは、コピーには元のアイテムのアイテム・タイプと属性の設定が使用されます。協力者は、OracleAS PortalのDAVサーバーでアイテムの属性を編集できません。編集するには、Portalでアイテムを編集する必要があります。

OracleAS PortalのDAVサーバーは、「監査」バージョニングをサポートします。ページで「監査」バージョニングが使用される場合は、コンテンツ協力者がWebDAVを使用してページのアイテムを編集するときに、そのアイテムの新しいバージョンが作成されます。新規バージョンは、常に現行バージョンに設定されます。協力者が新規バージョンを現行バージョンにしない場合は、アイテムをPortalで編集する必要があります。

注意: ページで「シンプル」バージョニングが使用される場合は、コンテンツ協力者がWebDAVを使用してページのアイテムを編集するときに、そのアイテムの新しいバージョンが作成され、現行バージョンに設定されます。協力者は、アイテムの前のバージョンの上書きを選択できません。アイテムの前のバージョンを上書きするには、Portalでアイテムを編集する必要があります。

OracleAS PortalのDAVサーバーは、承認もサポートします。ページに対する「承認付きアイテムの管理」権限を保持するユーザーがWebDAVクライアントを使用してアイテムをページに追加する場合は、ページまたはページ・グループに対する承認プロセスがトリガーされます。アイテムは、承認されるまで、他のユーザーには表示されません。

注意: 「承認付きアイテムの管理」権限を保持する協力者がアイテムを追加または変更しても、そのアイテムが承認または否認されるまで、アイテムをWebDAVクライアントで更新することはできません。

Microsoft Office 2000などのWebDAV対応デスクトップ・アプリケーションを使用すると、コンテンツ協力者はファイルを開いて直接編集し、同じ場所に同じ名前で保存できます。その他のアプリケーションでは、協力者はファイルをローカル・ファイル・システムに保存してから新しいファイルをPortalへドラッグ・アンド・ドロップできます。次回にファイルをPortalで開くと、編集されたバージョンが表示されます。

コンテンツ協力者がファイルを移動またはコピーすると、アイテムに関連付けられたファイル(アイテム・イメージなど)やサブアイテムを含む、そのファイルに関連付けられたアイテム全体が移動またはコピーされます。サブアイテムをコピーすると、コピーはトップ・レベルのアイテムとして作成されます。

ヒント:

コンテンツの削除

コンテンツ協力者がWebDAVクライアントのファイルを削除すると、そのファイルに関連付けられたアイテム全体がPortalから削除されます。つまり、そのアイテムに関連付けられたその他のファイル(アイテム・イメージなど)も削除され、そのアイテムのすべてのバージョンおよび翻訳も削除されます。

削除されたアイテムがデータベースに残っている場合は、協力者がPortalでアイテムを削除としてマークしても、そのアイテムはWebDAVクライアントでは引き続き表示されます。

コンテンツのチェックインとチェックアウト

WebDAVクライアントでロックとロック解除がサポートされている場合(Dreamweaverなど)は、コンテンツ協力者がファイルをロックすると、ドキュメントに添付されているアイテムがチェックアウトされます(OracleAS PortalのWebDAV LOCKメソッドと同等)。WebDAVクライアントからアイテムがロックされると、チェックインされるまで、他のユーザーはそのドキュメントを変更できません。

協力者がファイルに必要な変更を行った後は、そのファイルのロックを解除すると、ドキュメントに添付されているアイテムがチェックインされます(OracleAS PortalのWebDAV UNLOCKメソッドと同等)。その後は、他のユーザーもファイルを変更できます。

注意:

Portalページとサブページの作成

WebDAVクライアントを使用すると、ユーザーは適切な権限を保持している既存のページ・グループ内のページを作成および削除できます。たとえば、Webフォルダでは、サブページを作成するページのフォルダでマウスを右クリックし、表示されるメニューから「新規」→「フォルダ」を選択します。WebDAVクライアントを使用して作成する新しいページはすべて、標準ページであり、アイテム・リージョンが含まれます。

ヒント:

エラーの表示

WebDAVクライアントを使用してPortalで操作を実行したときに発生したエラーは、OracleAS Portal関連のWebDAVエラーが最初に発生したときにユーザーの個人用ページに(My Error Logというタイトルのアイテムとして)作成されたエラー・ログに記録されます。これは、Webフォルダによく表示されるメッセージ「An error has occurred while trying to complete this operation」やCadaverで報告されるHTTPエラー番号など、WebDAVクライアントで報告されるエラー・メッセージの解釈に役立ちます。

エラーはすべてApacheのエラー・ログ・ファイル($ORACLE_HOME/Apache/Apache/logs)にも記録されるため、ユーザーが個人用ページを持っていない場合やパブリック・ユーザーである場合も、エラーを調べることができます。

Apacheエラー・ログ・ファイルにより詳しいエラー・レポートを記録するには、次のパラメータをoradav.confファイルに追加します。

DAVParam ORATraceLevel 1

注意: oradav.confファイルの変更後は、必ずHTTP Serverを再起動してください。 この方法の詳細は、Oracle Technology Network Japanの『Oracle Application Server Oracle HTTP Server管理ガイド』を参照してください。

ヒント: エラー・ログは制限されないため、かなり大きなファイルになる可能性があります。ログ・ファイルを定期的に削除することをお薦めします。次回エラーが発生すると、新しいファイルが作成されます。

Back to top関連するヘルプ・トピック

次のステップ:

Back to top追加情報

OracleAS Portal Center:

詳細な情報はOracle Technology Network JapanのOracleAS Portal Centerを参照してください。

Copyright © 2004, Oracle. All rights reserved.